限界バンドマン日記「反省はしている、後悔はしていない」

THE・五右衛門のボーカル西山竣也の日常

コミックバンド

こんばんは、西山竣也です。

 

先日うちのメンバーが、ライブハウスの楽屋でこんなことを言われたらしいです。

 

「五右衛門ってコミックバンドなんでしょ?」

 

そいつはその言葉に腹を立てていましたが、僕はそいつが腹を立てたことに首を傾げました。

そもそも、

 

コミックバンドの何が悪いの??

 

ってところからです。

 

確かにコミックバンドという言葉が、少し馬鹿にした言い方なのは僕も知っています。

そいつもバカにされた感じがして怒ったんだと思います。

ですが、僕はこう思うのです、

 

どんな形であれ、人を楽しませるパワーを持っているものは素晴らしいものだ

 

と。

 

そういうパワーを持ってるものは、微力だとしても人生を豊かにしてくれます。

時には心や命すら救うこともあるのです。

僕自身そうでしたから。

 

確かにルーツの深い音楽に比べたら、コミックバンドは少しちゃっちいかもしれません。

ですが、どんなに金があっても毎日高級ステーキが食べたいわけじゃないはずです。

たまには松屋のデミグラスハンバーグが恋しくなる時だってあるんですよ。

だから、「コミックバンド」という言葉を

「見下す意味合いで」

使うことは音楽性の否定です。

それはパンク好きに「五月蝿いだけ」とかアイドルソング好きに「キャピキャピしててうざい」とか言うのと変わりません。

僕はこういう考え方大嫌いです。

(勿論頭でどう思おうが、仲間内でああいう音楽好きじゃねえんだよ〜くらいならいいと思いますが、直接相手に言うのは絶対違います)

 

そもそも人が好きなものを馬鹿にするな。

 

かくいう僕も下北系エモバンドのことを悪く言う時がありますが、断言します。

馬鹿にしてません!純度100%の嫉妬です!

だってあいつらカッコいいじゃん!

ムカつく!

 

話が逸れてしまいましたが、

ここからが本当に言いたいことです。

 

僕は今までバンド活動において、自分がほんとにしたいこと、楽しいと思うことを全力でやってきました。

熱いMCも馬鹿みたいにくだらないことも、僕にとっては全力のロックです。

それを見た結果、まわりが僕らのことを「青春パンク」と呼ぼうが「コミックバンド」と呼ぼうが、そんなことはどうでもいいんですよ。

そんなことはまわりが勝手に決めることです。

僕らの関与することじゃない。

ただ、僕らはその自分たちのやってきたことに誇りを持たなきゃならない。

そうでなければ、自分の全力を、伝えたい想いを否定することになってしまいます。

そんなの自分が可哀想です。

 

だから僕はこれからも全力で馬鹿します。

全力で歌います。

少しでも聴いてくれる人を楽しませることができるように頑張るので応援しててください!

 

 

ちなみに余談ですが、そのメンバーと険悪になったりしてませんよ!この記事を出すことも本人に許可をとっています!

五右衛門メンバーはみんな音楽に対してとても一生懸命で、真摯に向き合うやつらだから好きです。

 

 

さて、これからいよいよTHE・五右衛門

新アルバムリリースに向けレコーディングを開始します。

良いものができるように頑張るぜ!!

乞うご期待!

f:id:THE81169677:20230916200631j:image